【くいしばりと歯ぎしりについて】
歯ぎしりを引き起こしてしまう原因としては次の二つが有力視されているそうです!
『睡眠の質の低さ』、そして『遺伝』です。
研究の結果、睡眠が浅くなると就寝時の歯ぎしりが誘発されることがわかってきてて、
睡眠の質を下げてしまうものとしては、身近なものとしては、コーヒーなどに含まれるカフェイン。タバコに含まれるニコチン。深酒。そして、過剰なストレスです。これらが原因となって睡眠の質が低下して、『歯ぎしり』『くいしばり』を誘発してしまうのです。
そして、歯ぎしりを自覚している方の50%で家族に歯ぎしりをしている人がいると答えており、遺伝的要因も強く疑われるという研究の結果が出ています。
歯ぎしりすることの問題点と対処法。
『歯ぎしり』『くいしばり』の問題点は、歯に異常な荷重がかかってしまうことにより、歯本体や、歯に入れた修復部が破損してしまうことです。
また口の周りの筋肉や顎の関節などに負担がかかり、痛みにつながったりすることもあります。
単純にやっていて良いことはなく、悪影響しかありません。
かつては、歯ぎしりの原因が噛み合わせが悪いことに起因しているとして、対処法として、噛み合わせの調整などが行われていましが、最近の一般的な流れとしてはこのような咬合治療は行われないです
対処法として、まず簡単にできることは睡眠の質を高めることです。夜にコーヒーを飲むのをやめたり、深酒をやめたり、できるだけリラックスできる状況で眠りにつくなどの生活習慣の改善を行います。
生活習慣を改善しても『歯ぎしり』『くいしばり』が止まらないとなると、遺伝的要因が原因になっている可能性があえります。そうなると現段階ではどうしようもないです。次善の策を立てましょう。
そこで就寝中に歯の保護をするためにマウスピースを作り、それは寝る時につかって貰います。
このマウスピースの目的は『歯ぎしり』、『くいしばり』を止める事が目的ではなく、あくまでも歯や顎の関節、筋肉への負担を軽減することにより悪影響を軽減する事が目的となります。
気になる方はぜひ一度、歯科医院にご相談するのもいいでしょう🫶